ニュースリリース
中津市役所において日本フォレスト中津工場の立地表明式が行われました
2020年1月27日、日本フォレスト株式会社が木質バイオマス燃料製造工場の立地表明を中津市役所で奥塚正典市長に行わせて頂きました。
本工場は2021年に商業開始する福岡県京都郡苅田町の苅田バイオマスエナジー株式会社に供給する木質チップ燃料を製造するために新設するものであります。
従来山林に放置されてきた木質資源(山林未利用材)の新たな需要先として熱(サーマル)利用に着目し、木質バイオマス発電所の運営と、山林未利用材等を活用した木質チップの供給に取り組んでまいりました。これらの事業は、山林未利用材等を価値のある山林資源として再生・循環させる、資源循環型の取り組みであると同時に、地域林業の活性化を図ることのできる新たな地産地消の取り組みであると考えており、山林未利用材の購買を通じて、林業従事者の経営の安定化に資するとともに、雇用の創出や植林の推進などにより、地域の経済や環境にも大きく貢献するものと考えております。
幅広く未利用低質材の回収に努め、自然エネルギーとしての森林バイオマスの活用を推し進めるとともに、地域との連携を図り、中津市はもとより、大分県の林業関連産業の振興に微力ながら尽力したいと考えております。
■新工場の概要
名称:日本フォレスト株式会社 中津工場
所在地:大分県中津市三光下秣字奥ノ谷 地内
敷地面積:約8,000㎡
事業内容:木質バイオマス発電燃料製造及び燃料供給
操業開始:2020年11月1日を予定